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城戸・笹部・千葉研究室

有機EL最新情報

2013年08月27日
有機EL照明、見て良さ知って 荘内銀桜田支店で展示

「有機EL照明、見て良さ知って 荘内銀桜田支店で展示」

 多くの人に有機ELの明かりを知ってもらおうと、デザインから製造まで県内で手掛けた照明器具が今月末まで山形市の荘内銀行桜田支店に展示されている。


 展示中の次世代照明は住宅設計などの秋葉アトリエ(山形市)の秋葉圭史代表がデザインした。ルミオテック(米沢市)の有機ELパネルを用いて東金工業山形工場(長井市)が器具化を手掛けるなど、「オール山形」で仕上げた。

 次世代の明かりとして注目を集める有機EL照明だが、先行する発光ダイオード(LED)に比べ普及が進んでいないのが現状だ。「有機ELの明かりに触れる機会をつくることで理解を促したい」と秋葉代表。照明器具の展示を企画し、同支店の協力を得た。

 製品名は「Vuucu(ヴゥーク)」で、大阪の業者が企画した。本のように開閉できる点が特徴。片面に有機ELパネルがはめ込まれ、外観に木の葉を挟んだアクリル材を用い、有機ELの柔らかな光源とともにデザインの斬新さが目を引く。小型バッテリーを用いることで持ち運びができる。秋葉代表は「有機EL照明の良さを感じてもらい普及の一助になれば」と話している。

山形新聞 Yamagata news online より

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