日テレNEWSより(動画あり)
山形大工学部大学院に有機EL学ぶ研究科(山形県)
山形大学工学部の大学院に来年4月から有機エレクトロニクスなどを学ぶ研究科が設置されることが4日、明らかになった。入学定員は75人で大学では速やかに学生の募集を開始したいと話している。これは山形大学の小山清人学長と飯塚博工学部長が会見し、明らかにしたもの。それによると新たに設置されるのは、米沢市の工学部大学院の有機材料システム研究科だ博士前期課程と後期課程で合わせて75人が入学定員となっている。山形大学に新たに研究科が設置されるのは、2009年4月以来、7年ぶりとなる。山形大学・飯塚博工学部長は「この分野(有機エレクトロニクス)は、非常に企業や、世界的な色々な研究機関・教育機関と連携を盛んにしている分野。」「そういった分野なので、そこを独立させて、スピード感を持った教育研究をしていきたい。」と述べた。有機材料システム研究科はすでにある大学院理工学研究科から、独立させて設置されるもの。▼液晶やプラスチックといった有機材料の基礎研究さらに▼有機材料からできる有機ELなどの製品を、いろいろな分野のものと融合させ、生活を豊かにするシステムの構築などを学ぶ大学では今後、すみやかに学生の募集を開始し、来年4月に学生の受け入れを開始するとしている。工学部には、有機ELなどの研究開発などを行っている有機材料システム研究推進本部があり、大学院では連携し、実践的な教育をしていきたいと話している。