シンポジウム最終日


路地裏から見たホテル

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ホテル近くの南湖

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今日は朝8:30からそれぞれ20件の口頭発表。最終日の最終セッションは、Changchun Institute Applied Chemistry, Chinese Academy of Sciences (CAS)と北京大の白色有機ELの発表を含めて4件。スタートは CAS の Prof. Dongge Ma。城戸研のスタイルに良く似ていて、材料の合成からデバイスまでやり、大量の論文を出しているのでこの先生の名前は論文でよく見る。NPG 発刊の Light: Science & Application の Editor。20分の講演で30分近く話す強者でした。頼むから時間守ってね。このセッション、皆さん時間守らずに長々自由に話して座長の千葉大U先生泣かせ。ちょっと何とかならないか。

ようやく自分の順番が。これまでの電子輸送材料のまとめの発表プラス最新の低電圧化成果 (Adv Funct Mater, 2013, in press. DOI:10.1002/adfm.201301069) のハイライトを紹介。この超低電圧化技術は、平澤准教授の強力なサポートと、昨年度年修士修了のNさんが数百のデバイスを作製した努力の結晶。平澤先生との連日の深夜までおよぶディスカッションと、休日返上でデバイスを作製してくれたハードワーカーのNさんの貢献に感謝してもしきれません。昇華済み材料を大量に提供してくれたW君とY君のバックアップも強力で、乾電池二本で5000 cd/m2 は聴衆をビビらせるのに十分でした。最終目標は乾電池1本での発光。引き継いだY君、頼むね。写真は福島助教によるもの。
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最後に3人の記念写真を。国際学会に来て昔の仲間に会えて、日中共に新しいつながりが出来た3日間。蘇さん、次は華南理工大の研究室に行きます。山大のROELにも来てくださいね。福島助教、再来週の応物@京都,同志社大では後輩学生共々よろしくね。K先生に了解を得てから親睦会をしましょう。
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4日は移動日。朝AM6:00、東北大のY先生とタクシーに乗り込み、空港へ。空港周辺はあいにくの猛烈な霧。長春 Longjia Airport を9:30 に飛び立つつもりが、表示が赤字で「遅延11:00発」に。おいおい、1時間半も遅れちゃ、仁川発の飛行機にのれず帰れないよ、と思っていたら、搭乗口から平然と飛行機に入っていく人の山。表示ミスなのですか?危うく乗り過ごすところじゃないか。こういうの本気にします。困りますんで。読者の皆さんはきちんとと搭乗ゲートに行って確認しましょう。トラブル続きだったけど、時間通りに出発して仁川経由で成田、東京から米沢に無事帰宅。
PS: 兵庫県立大のT先生、山口東京理科大のI先生、長春、仁川ではアドバイスありがとうございました!完全に迷って乗り過ごすところでした。