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城戸・笹部研究室

有機EL最新情報

2013年10月29日
「ゆらっ」「キラッ」有機EL照明 サクランボ形、寒河江に設置

山形新聞より:「ゆらっ」「キラッ」有機EL照明 サクランボ形、寒河江に設置

 

 寒河江市技術交流プラザ(寒河江中央工業団地内)に山形大有機エレクトロニクスイノベーションセンター(米沢市)が開発したサクランボ形のフレキシブル有機EL照明が設置され、除幕式が23日行われた。風による揺れを感知すると、サクランボの実に当たる部分の発光量が増す仕組みで、今後の製品化に期待が高まっている。
 

 プラザを運営している寒河江市技術振興協会(阿部孝一会長)が創立20周年記念事業として企画。照明技術は山形大、全体デザインは東北芸術工科大が担当した。
 

 同市特産のサクランボが日差しできらめく様子をイメージ。実をかたどった赤い発光部と、揺れ幅を感知するセンサーを内蔵した軸部分から成る。ともに薄くて耐久性に優れたフィルム状の素材でできており、空調機器の風で揺れると実の発光量が変化する。
 

 センサーと連動した照明の仕組みは、振動や水流による揺らぎにも応用可能。身近なイルミネーションとして製品化も期待され、特許を申請している。開発に当たった硯里善幸山形大准教授は「有機EL照明の認知度を高めるきっかけにしたい」としている。
 

 除幕式では、関係者が展示スペースの1階ロビーで点灯セレモニーを行い、硯里准教授が照明技術の概要を説明した。
 

 ほかの次世代有機EL照明として、複雑な配線をLANケーブルで簡略化させたタイプ、寒河江市産のニットや米沢織と組み合わせた製品も展示しており、平日午前9時~午後5時に見学できる。
 

 寒河江市技術振興協会の20周年記念式典も同日、同市のホテルサンチェリーで行われ、阿部会長が「各企業が強みを持ち、連携していく姿勢が重要。さらなる人材育成、能力開発に励み地域発展につなげよう」とあいさつ。EV(電気自動車)安全協会(東京都千代田区)の山下浩二氏が記念講演した。

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