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城戸・笹部研究室

ラボニュース

2017年04月08日
【報道】山形大、有機ELで新VB 特許活用し新材料開発

日本経済新聞より

山形大、有機ELで新VB 特許活用し新材料開発

 

山形大学は3日、大学が保有する有機EL関連特許を活用した大学発ベンチャーを設立すると発表した。有機ELは米アップルが次世代「iPhone」に採用する見通しであるほか、国内では東芝に続きソニー、パナソニックが大型テレビを発売する予定で、市場の急拡大が見込まれている。特許を生かして高性能の次世代材料を開発し、メーカーに販売する。

 新ベンチャーは「フラスク」。パナソニックで長年、有機EL照明開発に携わってきた菰田卓哉教授が社長に、城戸淳二教授が最高技術責任者に就任する。

 資本金は500万円で、同大工学部がある米沢キャンパス(米沢市)に設立する。

 さらにパネルメーカーなどから20億円を調達するほか、国や自治体の補助金を活用する計画。5年後、材料市場の約1割にあたる売上高200億円を目指す。

 山形大学は有機EL関連で約100件の特許をもつほか、毎年10~20件新規出願している。新ベンチャーでは、材料をメーカーが求めるものに改良し、薄膜多層構造の有機ELをつくる材料として販売する。材料メーカーに委託して有機ELを量産し、スマホやテレビ、照明などのメーカーに供給する。

 菰田教授は「メーカーが求める性能の材料を提供することで、産業化を加速できる。世界市場を狙っていきたい」と話している。

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