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城戸・笹部・千葉研究室

ラボニュース

2016年04月05日
【報道】米の顕彰に城戸教授(山形大)が2度目の選出 多くの論文に引用

山形新聞より

 世界の研究者から多く引用され、インパクトの高い論文を発表した人を顕彰するトムソン・ロイター社(米国)の「高被引用論文著者」に、山形大学術研究院(同大大学院理工学研究科担当)の城戸淳二教授が選ばれ、山形市の山形大小白川キャンパスで4日、証書の授与式が行われた。城戸教授の顕彰は2014年に続き2度目。

 

 情報サービス企業の同社は、自社管理の統計データベースを活用し、03~13年の11年間における論文の引用動向を分析した。高被引用論文著者として世界の研究者3千人を選び、このうち日本の研究者は約80人。世界で初めて白色有機ELの開発に成功している城戸教授については、有機エレクトロニクス分野の13本の論文が、世界の研究者から1500回以上引用された。

 

 授与式にはトムソン・ロイター社日本オフィス(東京)の棚橋佳子取締役らが出席した。記者会見で城戸教授は「2回目(の顕彰)で自信を深めることができている」と述べ、「有機エレクトロニクスの研究に当たっては、山形大は設備がそろい、これ以上ない環境が整っている。今後、若い研究者が山形に集まり、山形大の研究がトップになることが期待できる」と語った。

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