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城戸・笹部・千葉研究室

ラボニュース

2015年05月02日
山形大、最新の有機EL技術を発信 あすから国立科学博物館で企画展

山形新聞より

山形大、最新の有機EL技術を発信 あすから国立科学博物館で企画展

山形大は、有機エレクトロニクス事業などの研究成果を紹介する企画展「山形から未来を照らすサイエンス」を5月2~6日、東京都台東区の国立科学博物館で開く。本県発の科学技術として、同大工学部による最新の有機EL照明や次世代型ロボットなどをPRする。

 山形大と同博物館が初めて開催し、米沢工業会の共催。地域や企業と連携し、城戸淳二同大大学院理工学研究科教授が世界で初めて開発に成功した白色発光の有機ELを展示するほか、有機太陽電池や有機トランジスタなど、同大の各種技術開発に関する取り組みを披露する。

 また、3Dプリンターで作った数々の模型を準備し、実際に触れてもらい魅力を伝える。同大が開発に携わった、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2」に登載した小型探査ロボットなども紹介する。

 会場内では工学部の大学院生が解説する。初日の2日は午後1時半から特別講演会を開き、小山清人学長が「山形大の歩みと未来」と題して語る。城戸教授をはじめ、ゲル状物質を材料にした3Dプリンター開発を手掛ける古川英光教授らも講演する予定。

 開館時間は午前9時~午後6時。問い合わせは、ハローダイヤル03(5777)8600。

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