山形新聞より:世界初の有機ELアトラクションがオープン 上山・リナワールド
上山市の遊園地「リナワールド」(平井康博社長)で建設が進められていた世界初の有機ELを用いたアトラクションが完成し、安全祈願祭とオープニングセレモニーが11日、現地で行われた。式典の出席者や地元の幼稚園児らが早速アトラクションを体験し、有機ELの美しい光が無限に映し出される不思議な空間を楽しんだ。
[ 動画はコチラ]
園内の一角に新たな遊具施設「マジックミラーワールド夢幻(むげん)」を建設。メーンアトラクションは有機ELと鏡のトリックで、有機ELパネル110枚を鏡に映し出し、無限の光の中に吸い込まれそうな感覚を演出している。
他に、鏡張りの中のミラー迷路や、映像と音で楽しむ巨大万華鏡などがある。
この日は、神事に続き平井社長が「単なる遊具としてだけではなく、子どもたちの学習にも役立つアトラクション。県内外の多くの人に楽しんでもらいたい」とあいさつ。地元のかしのき幼稚園の年長児35人がマーチングを披露した後、関係者がテープカットを行ってオープンを祝った。
アトラクションを体験した同幼稚園年長組の渡部爽来ちゃん(5)は「きれいな光がたくさんあってすごかった」と大喜びだった。