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城戸・笹部・千葉研究室

研究室の歩み

有機物を電気で光らせること自体が挑戦であった有機EL研究の黎明期から現在に至るまで、常に世界トップレベルの性能を追求する新しい技術の提案を行ってきている。これまでに学術雑誌に78報の論文発表、127件の特許取得を行っており、現在実用化されつつある有機ELディスプレイ作製技術の根幹となる、重要な技術を多数生み出してきている。

2011~

有機エレクトロニクス研究センター開所

シリコン半導体に代わる次世代の革新的な有機エレクトロニクス技術で、地球に優しい未来の社会を創ると同時に有為な人財を育成。

2007年

有機デバイス工学専攻の設立

山形大学大学院重点化を期に、日本で初となる有機エレクトロニクス研究に主眼をおいた専攻「有機デバイス工学専攻」が設立される。新専攻の中核的講座として、より広い研究分野と連携した研究を展開していく予定である。

2003~
2009年

有機エレクトロニクスバレー構想

当研究室の研究成果を元に、 山形に有機エレクトロニクス産業の集積を目指す「有機エレクトロニクスバレー構想」が山形県の主導で展開されており、地元企業との共同研究拠点として中心的役割を果たしている。

2002~
2006年

NEDOプロジェクト「高効率有機デバイス開発」

NEDOの国家プロジェクト「高効率有機デバイス開発」のプロジェクトリーダーとして、白色ELの高効率化・長寿命化、大型パネル作製技術の開発をテーマに顕著な成果をあげている。

1995年

世界初の白色有機EL素子

それまでRGB色素の混合では白色ELは不可能と思われていた常識を打ち破り、世界初となる白色有機EL素子の開発に成功し、その成果をScience誌に発表した。この発表は米ウォールストリートジャーナル紙にも大きく取り上げられた。

この他にも城戸教授は、有機ELに関する著書執筆、新聞発表、さらにテレビ出演を多数行い、有機ELの素晴らしさを伝える活動を展開している。高分子学会有機EL研究会、有機ELヤマガタなどの研究会を主催し、有機ELの発展に努めている。

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